Residence Assistant合格までのプロセス！寮のことも。

履歴書とカバーレターを書いて、自己紹介や志望動機などを述べた２分間のビデオをYoutubeにアップしました（もちろん公開ビデオではないです笑）。この段階では志願者はあまり落とされなかったようです。

とても長くて疲れた。

書類で受かった人は事前に午前か午後かの希望を聞かれ、その回答によって大きく二つのグループに分けられました。志願者はさらに６人くらいの小さなグループに割り当てられ、複数の部屋に行き、それぞれ違った質問を受け、ディスカッションをしたり、各自で個別に答えたりしました。各部屋の質問時間は30分ほどだったと思います。ある部屋ではチームワークや協調性をみる課題で、スパゲッティチャレンジ（乾燥スパゲッティ数本と紐と少しのテープを使って、マシュマロをどれだけ高い場所に安定して置けるかを競う）をし、またある部屋ではランダムに与えられたキーワードを使って仮想のイベントの案を出し、違う部屋では、大学が提供するサービスをどれだけ知っているかのゲームをしました。私はこの一連のインタビューで、あまり目立った発言ができなくて、落ちたかも、と悲観していました。でも試験官の目にはどうやら他の人の意見をキチンと聞ける人だ、とプラスに映ったようです。このインタビューには、きちんとしたビジネスの服装で。男子はスーツを着ていました。女子はビジネススーツを着ている人もいたし、ブラウスにパンツの人もいました。私と一緒に受けた男友達は普段通りのめちゃくちゃカジュアルの服装（しかもクロックス）で行ったら見事に落ちていました。私は黒いジャケットに白いタートルネック、ブルージーンズに黒のパンプスを履いていきました。服装は本当に大切です。また、このグループ面接で、いつも元気ではきはきとしゃべる明るい子や、この子は余裕で通るでしょ、と思っていた友達が受からなくて、驚きました。

一人20分程度。

寮全体を管理しているResidence Lifeのスタッフと、現RAで、１対４のインタビュー。こちらが何か発言すると、面接官はみんな、まるで私の言ったことを全部書いているかのような勢いで、手元の紙に書き込んでいきました。なのでアイコンタクトは全然できなったです。こういうシチュエーションの時はあなただったらどうする、とか、RAになるのに必要な要素を３つ挙げて、とか、さまざまな質問をされました。特に印象に残っている質問は、「もしある学生の部屋にスワスティカ（ナチスのエンブレム）が飾ってあるのを発見したら、RAのあなただったらどうするか」です。私は結構パニックになって答えるのに必死でしたが、個人の趣味にはあまり口出しできないけど、ほかの人を嫌な気持ちにさせてしまう可能性があることを伝える、かなんか言った気がします。笑　質問の意味が分からないときは、遠慮なく聞き返して大丈夫です。それってこういうことですか？と聞き返した方が、とんちんかんな答えを言ってしまうより安全です。

このインタビューも、ビジネスウェアで。私は黒いジャケットにグレーの半袖、カーキのパンツに黒のパンプスを履いていきました。水筒を持ち込んでも構わないと思います。

当初の予定では4月2日に合否のメールが来るはずでしたが、このパンデミックのおかげで少し遅れてやってきました。このメールであなたがどの寮の担当になるか知らされます。というのも、志願者はRAというポジションに応募しているのであって、必ず自分の希望する寮に配属されるとは限らないのです。私は第三希望の寮になりましたが、友達の現RAの話を聞くと、全く希望していなかった寮になることはとてもよくあることだと聞いていたので、まだマシかな、と思っています。ちなみに、RAになると寮代が無料に、ミールホール代が半額に（私の大学の場合）。だいぶ節約になります。それと、確実にダブルルームを一人で使えます。